日本共産党の田村智子委員長は8日、国会内で記者会見し、同日の衆参本会議で簗和生農林水産相の更迭を拒否した高市早苗首相を批判し、「簗氏は閣僚だけでなく、国会議員としての資質も欠いている。更迭もせずこの事態の責任を何一つ問わない、高市首相の任命責任が問われる」と厳しく指摘しました。
自身を支持しなかった自治体の道路予算削減に言及した簗農水相の発言について田村氏は、「自分の意に沿わない首長を選べば、予算が削られるのだと、有権者をどう喝しているに等しい」と批判。発言撤回で済む話ではなく、農水相の辞任・更迭が必要だと述べました。
ところが、衆院本会議で高市首相は「働いて仕事で返せ」と続投させる意向を表明しました。田村氏は、「信頼を根底から失っている大臣が、何の仕事をするのか」「『裏金議員』を閣僚に任命したことも含め、高市首相の責任が問われる」と強調しました。
沖縄県では米軍新基地建設に反対する翁長県政以降、政府が振興予算を大幅に減額してきたことに言及。「“自分の意に沿わない首長の自治体は予算を削られても仕方がない”というのが、自民党が言う『国との太いパイプを持つ』ということであれば、自民党という政党は腐りきっている」と批判しました。
2026年10月9日(金) しんぶん赤旗

