活動報告

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参院選 大企業利益に切り込む共産党躍進こそ消費税減税実現の道 大阪・奈良で田村委員長 比例 山下氏 大阪 清水氏

 

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(写真)声援に応える(前列右から)山下よしき比例候補、田村智子委員長、清水ただし選挙区候補、山田みのり比例候補=4日、大阪市天王寺区

 自民、公明の与党を少数に追い込み、新しい政治を切り開こう―。参院選の公示翌日の4日、日本共産党は、志位和夫議長が千葉県で、田村智子委員長が奈良県と大阪府で、小池晃書記局長(参院比例候補)が福島、山形両県で街頭演説し、党躍進を訴えました。

 田村委員長は4日、大阪、奈良両市で街頭演説し、参院でも自民・公明の与党を少数に追い込む最大の力は自民党政治と対決し、大本から変える確固たる対案を示す共産党の躍進だとし、「その一番のたたかいの舞台は比例代表です。5議席実現へ、比例は日本共産党と広げに広げてください」と呼びかけ、その大きな流れの中で選挙区での勝利をつかもうと訴えました。

 大阪・天王寺ミオ前では山下よしき、山田みのり両比例候補と清水ただし大阪選挙区候補らと訴え。1、2階デッキに聴衆の輪が広がり力強い拍手と熱い声援が何度も送られました。近鉄奈良駅前では、太田あつし奈良選挙区候補らとともに訴え、詰めかけた聴衆の熱気に包まれました。

 田村氏は、参院選の最大争点として、物価高騰対策に最も効果的なのが日本共産党が掲げる消費税率の一律5%への減税だと強調。財源は大企業に利益に応じた負担を求めるとし、「焦点は大企業の巨額の利益に切り込む政党を伸ばせるかどうかです。企業・団体献金を1円も受け取らず、全面禁止を訴え抜いてきた共産党の躍進こそ消費税減税を実現する最も確かな道です」と訴えました。

 田村氏は、自公と維新が狙う4兆円の医療費削減について、維新が「高い保険料を下げるため」だというが、大阪市の国民健康保険料が一番高いと指摘。「やらなければいけないのは自己責任を医療や介護で押し付けることではなく税金の使い方を変えることです」と強調し、社会保障予算の拡充を求め自公維ときっぱり対決する共産党を大きく伸ばしてほしいと力を込めて訴えました。

 山下氏は「先日、最高裁が生活保護費の減額は違法だと判断した。大阪や全国の原告・弁護団と支援者が一体となった運動の成果だ。減額の背景には自民党の生活保護攻撃があった。分断でなく、社会的連帯の政治を」と訴え。清水氏は「暮らしが苦しいのは外国人のせいではない。自民党政治が間違っている。この国に暮らす全ての人が豊かになれる社会を。大阪ではカジノを止めよう」と訴えました。

 太田氏は「医療費4兆円削減は許せない。医療現場で働いた経験を生かして医療・介護の危機を打開したい」と表明しました。

2025年7月5日(土) しんぶん赤旗


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