活動報告

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政治変えたい 願い共産党へ 参院選 比例大激戦 5議席必ず 徳島・高松で田村委員長・白川候補

 大激戦の中盤戦となっている参院選―。日本共産党は8日、志位和夫議長が神戸市で、田村智子委員長が徳島、高松両市で、小池晃書記局長(比例候補)が水戸市で比例・選挙区候補とともに街頭に立ち、自公を参院でも少数に追い込むと同時に正面対決する日本共産党が前進することこそ、政治を変える一番の力だと力強く訴えました。また、各党が総力を挙げる比例区での党5議席確保へ支持を広げに広げてと呼び掛け、聴衆は盛んな拍手で声援を送りました。猛暑のなか、党支部・後援会は「比例は日本共産党」と支持を広げようと、担い手づくりに奮闘しました。


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(写真)聴衆と握手交わす白川よう子比例候補(左)と田村智子委員長=8日、高松市

 田村委員長は徳島、高松両市で白川よう子比例候補らとともに街頭演説し、「比例5議席へまだ距離があるが、責任ある財源提案で消費税減税へと政治を動かしているのは私たちだ。全国は一つで比例は日本共産党と支持を広げに広げ、5議席獲得で白川候補を国会へ送ってほしい」と熱く訴えました。徳島・高知選挙区では、市民と野党の共闘の力で広田一候補(無所属)の勝利をと呼び掛けました。

 徳島駅前では、広田候補の選対本部長を務める長池文武徳島県議が駆けつけ、激励と応援スピーチを行いました。高松・ことでん瓦町駅前では、長尾まさき香川選挙区候補と訴え、2階デッキまで埋まった聴衆の力強い拍手がたびたび起きました。

 田村氏は、消費税5%への減税で、大企業・富裕層に応分の税負担を求める日本共産党の財源提案について、石破茂首相がネット党首討論会(6日)でとうとう大企業に負担を求める必要があると認めたと報告。「消費税減税へとまた一歩、道を切り開くことができた」と強調し、消費税減税実現へ共産党を伸ばしてほしいと訴えました。

 自民、公明、維新、国民民主の4党による医療費削減路線に「断固立ち向かい、命を守れの声を一緒にあげよう」と呼び掛けた田村氏は、社会保障について政治家が、高齢者が現役世代を痛めつけているかのような言説を振りまき、現役世代と高齢者の分断・対立を生んでいると批判しました。

 田村氏は「社会保障とは、一人ひとりのかけがえのない人生をすべて守っていくためにある制度だ」と強調。自民党政治が社会保障を“カネ食い虫扱い”し、予算を抑えつけてきたことが年金を目減りさせ、現役世代の年金もさらに目減りさせる制度にし、医療・介護の労働者の給料が上がらず深刻な人手不足を招いたと指摘し、「社会保障予算を抑えてきたから暮らしも経済も停滞した。社会保障の予算を増やして何が悪いかと声を上げよう」と訴えました。

 白川氏は、暮らしが苦しく何とかしてほしいとの切実な声を国政に届けるとして、「命と暮らしを守り抜く議席を勝ち取らせて」と比例5議席実現を訴えました。長尾氏は「教育・医療など公共サービスを壊した冷たい自民党政治を終わらせる」と力を込めました。

2025年7月9日(水) しんぶん赤旗


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