活動報告

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「集中期間」成功へ率直に討論/共に困難と格闘し打開を/田村委員長参加し地区委員長会議/東京都

 東京都委員会は3日、地区委員長会議を開きました。「集中期間」の到達を踏まえた率直な議論を行い、目標達成に向けた力点を見いだし、小池晃書記局長・「集中期間」推進本部長の「訴え」にもとづく10月活動の意思統一を行うことが目的です。中央から田村智子委員長が出席、発言しました。

 冒頭、小池本部長の「訴え」を全員で視聴。田辺良彦都委員長が9月の到達点を踏まえ、目標達成のためには抜本的な手だてが不可欠であること、寄せられている苦労をどう突破するのか、都の常任委員会で議論した内容を報告しました。第6回中央委員会総会決定と党創立103周年記念講演、『Q&A いま「資本論」がおもしろい』(赤本)の学習・討議で政治的・理論的確信を培い元気に打って出ることと10月の具体的な取り組みについて訴えました。

 討論のなかで発言に立った田村委員長は、「『集中期間』を成功させるためには全支部全党運動にすることが不可欠。直接、支部に入っている地区委員会のみなさんが、どういう困難にぶちあたり、どういう努力をしているか、直接学びたい。地区の目標をやり抜くには、支部に目標を持ってもらうことが必要。そのために地区常任委員会や支部でどういう議論をしているかなど率直に腹を割って議論してほしい」と提起しました。

 つづく討論では、地区委員長としての自己分析と相互に学び合う討論となりました。

 ある地区委員長は「地区の決意が支部に伝わっていない。自分の責任が大きい。2回の区議選で議席を減らした。区議の一人から『全有権者を訪問するくらいの「集中期間」にならないと勝てない』との発言があった。こういうことが伝われば、必ず支部は動いてくれる」と発言しました。

 別の地区委員長は、支部の立ち上がりをどうつくるかの議論にかかわって「6中総と記念講演を聞いて、いまの情勢のもとでの日本共産党の役割をみんなにわかるように熱く語っていたかを考えた。いろいろな発展の芽を支部のものにしていくには、党の役割を支部と党員のものにできるかどうかだと思った」「支部、党員はなんとか困難を乗りこえたいと思っている。そこを一番みるのが地区委員長。その立場が求められる」とのべました。

 都議選、参院選の結果を受けての重い気持ちが残るなか、「自分自身、それを打開する本気の構え、手だてを打っていたのか、深く学んだ」との発言もありました。

 討論を受け田村委員長は「率直な意見を聞かせてもらい参加してよかった」とのべ、一緒に困難と格闘していく決意を表明。記念講演の最後の「堂々と朗らかに」との訴えの「堂々と」は党の値打ちと政治的確信、「朗らかに」は理論的確信であると説明し、「そこに込めた思いを共有して、困難を打開して『集中期間』でともに10月から変化をつくっていこう」と呼びかけました。


2025年10月8日(水) しんぶん赤旗


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