ともここらむ

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IR整備法案(カジノ法案)、明日12日に6時間の審議を、またも内閣委員長の職権で決めてしまいました。

IR整備法案(カジノ法案)、明日12日に6時間の審議を、またも内閣委員長の職権で決めてしまいました。

昼に行われた内閣委員会の理事懇談会。自民からの法案審議の提案に、維新をのぞく野党は引き続き猛反発。
「被害は拡大しており、あらたな避難指示も出されている」「行方不明者の捜索が続いている」
「土砂災害への対応は、国交大臣なんですよ。他の大臣ではない」

昨日の委員会で与党質問の時に、石井IR担当大臣が「居眠りをしていた」という報道もあり、SNSで批判されています。理事懇の場では、「大臣はお疲れのようだ。災害対応で大変なところに委員会対応を求めるのは、やめるべき」という意見も出されました。

私も「せめて、せめて今週の委員会はやめましょう」と再三、自民党の理事に迫りました。

何度でも言います。カジノに対する賛否ではないのです。今は法案への賛否を脇において、これだけの大災害が現在進行形で起きているときに、国会がなすべきことは何かが問われているのです。

「昨日の委員会は、委員会室にいるだけで苦痛だった。他の方も同じでしょう?」「いったい自民党の誰を説得すればいいんですか。私も説得に行きます」
真剣に自民党の理事に迫りました。

被災している方々を思えば、とてもできないことをやっているのです。
国交大臣の職責を妨害しているのと同じです。
政府に「全力で万全の対応を」と求めている国会議員が、どうして、急ぐ必要もないIR整備法案の審議をいまやらなければならないのか。

自民党の理事も、内閣委員長も、苦渋の表情。
一体、誰の判断で誰の指示で、自民党は動いているのか。

明日の委員会をとりやめる判断は、まだできる。被災地に飛んでいくことはできない、いま、私たちにできることは限られている。でも、最低限やらなければならないことが、目の前にあるのです。
石井国交大臣を、IR担当大臣の職責から解放することです。


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