活動報告

活動報告
総選挙勝利 政策合意が力 安保法制強行6年/総がかりなど国会前行動

 

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(写真)登壇者の発言に耳を傾ける参加者=19日、国会正門前

 安倍政権による憲法違反の安保法制(戦争法)強行成立から6年となる19日、総がかり行動実行委員会などが同法廃止、政権交代を求める行動を国会正門前で実施しオンライン配信しました。市民と各野党の代表が「力を合わせて政権交代を必ず実現しよう」とアピールしました。

 主催者を代表して、憲法9条壊すな!実行委員会の菱山南帆子さんがあいさつ。菅政権がコロナ禍で国民の命を切り捨てるなど、「自民党、公明党に、私たちの命とくらしと尊厳を守ることは期待できません」と述べ、「野党4党と市民連合が結んだ政策合意を力に総選挙で政権交代を実現しよう」と訴えました。

 安保法制などに反対する声をあげてきた団体・個人がスピーチ。「安全保障関連法に反対する学者の会」呼びかけ人の高山佳奈子さん(京都大学教授)は、隠蔽(いんぺい)や忖度(そんたく)の政治が広がり、「専門知が生かされる仕組みが壊された。総選挙で取り戻したい」と強調。市民連合の福山真劫さんは、各地で200を超える市民連合が結成されるなど「6年前とは大きく違う。野党と政策合意も結んだ。私たちの力で新しい政権をつくろう」と訴えました。

 日本共産党の田村智子副委員長、立憲民主党の菅直人最高顧問、社民党の福島瑞穂党首があいさつ。田村氏は、市民と野党の共闘は6年間で大きく前進し、野党4党と市民連合の政策合意に結実したと強調。「安倍・菅政治を総選挙で終わらせ、政権交代を実現しましょう」と呼びかけました。

 東京都調布市から来た女性(73)は、戦争法強行などに声をあげてきたと話し、「総選挙で政治のあり方を必ず変えたい」と話しました。

 主催は、総がかり行動実行委と「9条改憲NO!全国市民アクション」です。


2021年9月20日(月)しんぶん赤旗
 

違憲の安保法制 政権交代で廃止しよう/憲法と政治壊した自公政権は退場を

田村副委員長らあいさつ

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(写真)市民・野党代表とともに訴える田村智子副委員長(右)。右から3人目は菅直人衆院議員(立民)=19日、国会正門前

 戦争法=安保法制の強行成立から6年となる19日、自公政権の退陣、総選挙での市民と野党の勝利に向けた国会前行動が行われ、日本共産党の田村智子副委員長、立憲民主党や社民党の代表が連帯のあいさつを行いました。

 田村氏は「6年間、共闘を前へという努力によって、4野党が市民連合と総選挙での共通政策に合意し、党首がそれぞれ政権を代える決意を表明した。総選挙で政権交代を実現し、新しい政治へと踏み出そう」と訴えました。

 田村氏は、野党が要求する臨時国会召集を自公政権が拒否する中、事業者の廃業、医療崩壊によって自宅で亡くなる人が相次いでいると指摘。「命と暮らしに無頓着な政治を、これ以上続けるわけにはいかない。戦争法の強行で憲法と政治を壊した安倍・菅政治を支えてきた自民党・公明党の政権を総選挙で退場させよう」と呼びかけました。

 立民の菅直人衆院議員は、「この集会を総選挙での政権交代のスタートとし、総選挙で政権交代を実現しよう」と呼びかけました。

 ビデオメッセージを寄せた社民の福島瑞穂党首は、「コロナで人々の命が軽く扱われた。そういう政治は戦争への道につながっている。野党と市民の力で政権交代を実現し、戦争法を廃止しよう」と訴えました。




2021年9月20日(月)しんぶん赤旗

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