活動報告

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社会保障充実迫ろう/長野・須坂 田村智子氏迎え演説会/小林・竹内・久保田氏決意

 日本共産党の田村智子副委員長・参院議員は21日、長野県須坂市で開かれた党演説会で、来春の統一地方選・長野県議選で党8議席以上、推薦1議席の獲得と市議選(1月29日告示、2月5日投票、定数20)の勝利をと呼びかけました。

 田村氏は、「安保3文書」を批判。「5年で43兆円もの軍事費を国民に負担させ、『軍事国家づくり』に突き進むもの。憲法9条を生かした平和外交こそ必要」「ただちに世論を広げよう」と呼びかけました。

 物価高騰の中「大軍拡でなく、まず収入を増やそう」と賃上げ、そのための中小企業支援、消費税減税などを訴えた田村氏。介護保険利用料2倍化などの問題にも触れ「社会保障、子どものための予算増やせと岸田政権に迫ろう」と述べました。

 地方政治ではコロナ危機の下、事業者への直接給付など支援策を実現させてきた共産党について「くらしの具体的な要求をまっすぐ届ける議席」と値打ちを強調。須坂市議選での党の躍進、県議選で定数2の須坂市・上高井郡区での勝利をと訴えました。

 県議選須坂市・上高井郡区に立つ無所属・共産党推薦の小林きみお予定候補=現=が「学校給食費の無償化、子どもの医療費窓口負担ゼロに。野党共闘を県政の場でも築く」と宣言。日本共産党の竹内つとむ、久保田かつひこの両市議予定候補=ともに現=も決意表明しました。

 須坂市の男性(75)は「『安保3文書』に危機感を感じていた。リアルな話を聞いて力を得た」と話しました。

 田村氏は、演説会後に開かれた懇談会で参加者に入党を呼びかけました。


2022年12月23日(金) しんぶん赤旗


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