日本共産党の田村智子副委員長は１６日、市議選（定数３０）が告示された徳島市の２カ所で街頭演説し、ふるたみちよ（７４）、ふなこし智子（６６）、わたなべ亜由美（５６）＝以上現＝、平岡やすひと（６４）、加戸真実子（４１）＝以上新＝の５氏全員当選で暮らしと平和を守ろうと訴えました。

　党５候補は子育て支援として、高校卒業までの医療費無料化、学校給食無償化、国保均等割廃止を掲げています。田村氏は党の国会議員団、地方議員団が市民の運動と結び給食費無償化や子ども医療費窓口無料を進めてきた経緯を紹介。「岸田政権も少子化対策たたき台に『給食無償化に向けた課題の整理』と盛り込まざるを得なくなった」と述べ、「市民とともに政治を動かす５人の市議団を必ず押し上げてほしい」と訴えました。

　田村氏は「トップダウンで大型開発を進める自民・公明・維新の政治を変えよう。住民参加・住民合意の新しい徳島市政につくり替える仕事をやらせてほしい」と呼びかけました。

　田村氏とともにマイクを握った平岡候補は「悪政からの防波堤として暮らしを守る」と決意。加戸候補は「市政を刷新し、チェックする役割を果たしていきたい」と語りました。

2023年4月18日(火) しんぶん赤旗