活動報告

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埼玉比例50万で伊藤候補の宝の議席守り抜こう 田村委員長、必勝訴え

衆院に続き参院でも自公を少数に追い込もうと、日本共産党は10日、幹部が各地で街頭演説に立ちました。志位和夫議長は高知、松山両市それぞれで、比例必勝と一本化した野党候補の勝利を訴えました。田村智子委員長は群馬県高崎市につづき、埼玉県所沢市で、大激戦の埼玉選挙区での伊藤岳候補の勝利をつかもうと、はたやま和也比例候補とともに演説しました。


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(写真)はたやま和也比例候補(手前)、伊藤岳選挙区候補(奥左)とともに訴える田村智子委員長(右)=10日、埼玉県所沢市

 田村氏は所沢市での演説で「埼玉比例50万得票で伊藤候補の宝の議席を守り抜こう」と訴えました。

 本気で政治を変えるためには自公を参院でも少数に追い込むとともに、どの政党が議席を伸ばすかが重要だとし、「企業・団体献金を禁止しなくていいと助け舟をだす政党、さらなる社会保障削減をけしかける政党、ジェンダー平等を敵視し妨害する政党が伸びても政治も社会も変わらない」と指摘。自民党に最も厳しく対決し、自民党政治を変える確かな対案をもつ日本共産党を比例で伸ばしてほしいと訴えました。

 田村氏は、健康保険証のマイナンバーカード一体化による健康保険証廃止を許さないと政府に迫り、高額療養費の負担増を凍結させるとどめの国会質問をしたのが伊藤候補だと強調。「国民の声を国会に届け、現に政治を動かした議席を失うわけにはいかない。何としても守り抜かせてください」と訴えました。

 物価高からどう暮らしを守るか―田村氏は、消費税を5%に減税するために大企業・富裕層への減税と税金優遇をやめて応分の負担を求めて財源をつくり、大企業がため込んだ内部留保への課税による財源で中小企業の賃上げ直接支援を行うという日本共産党の提案にまさる具体策は、論戦で何一つ出ていないと強調。「日本共産党の躍進と伊藤候補の勝利で消費税減税も賃上げも実現していこう」と力を込めました。

 自民、公明、維新、国民民主が狙う医療費削減を許さず、高齢者と現役世代の分断を許さないことと同時に、外国人を攻撃する政党・政治家に立ち向かうと表明。圧倒的多数の留学生も日本の学生同様に高学費に苦しめられているが、学費値上げを止めようとせず、世界的にも貧しい教育予算を増やさない自民党政治にこそ責任があるとし、「日本で暮らし、働き、学ぶ全ての人たちの人権を守ってこそ、生きにくい社会を変えられる。多様性を認め合い、連帯の力で政治を変える日本共産党を伸ばしてください」と訴えました。

 伊藤候補は「暮らしに冷たい自民党政治を転換し、物価高騰から暮らしを守り、明日への希望を切り開くため、絶対に勝ち抜く」と気迫を込めて訴えました。はたやま和也比例候補が党躍進を訴えました。

 群馬県高崎市では、高橋たもつ群馬選挙区候補が勝利を訴えました。

2025年7月11日(金) しんぶん赤旗


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