活動報告

活動報告
安定と平和目指す/東ティモール大統領と世界連邦国会委が交流/日本共産党から田村委員長参加

 超党派の国会議員でつくる「世界連邦日本国会委員会」は22日、ノーベル平和賞受賞者で東ティモ―ルのラモス・ホルタ大統領との意見交換会を国会内で開きました。日本共産党からは同委員会副会長を務める田村智子委員長が参加しあいさつしました。

 ラモス・ホルタ氏は、東ティモールの独立闘争で平和的解決を追求したとして1996年にノーベル平和賞を受賞。2007年から12年に大統領を務め、22年に再選を果たしました。同国は今年10月にASEANに正式加盟します。意見交換会で同大統領は、日本を含む各国の東ティモールへの支援に感謝を表明し、「国は安定と平和を目指しており、これをASEAN(東南アジア諸国連合)に広げたい」とあいさつしました。

 田村氏は「東ティモールが独立に至る過程で大変つらい歴史を持ちながら、歴史の真実を明らかにし、受容と和解の道をたどったことに敬意を持っています」とあいさつ。同国のASEAN加盟に触れ、「ASEANは包摂と対話を何よりも大切に活動しており、東ティモールが今後大きな役割を果たすことを期待します」と述べました。

 意見交換会には、自民、公明、国民民主、社民の各党国会議員も参加。ASEAN諸国の大使らも出席しました。


2025年8月23日(土) しんぶん赤旗


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