活動報告

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自・維連立協議/“自民政治、一層悪く”/田村委員長が批判

 日本共産党の田村智子委員長は16日、国会内で記者会見し、自民党と日本維新の会が連立に向けた政策協議を始めたことについて「大変危険な動きだ」と厳しく批判しました。

 田村氏は、この政策協議の大きな柱となっているのは社会保障の「改革」だが、自民、維新、公明の3党は「医療費4兆円削減」に合意しており、この流れで議論が行われる危険があると指摘しました。

 病院の6~7割、診療所の40%超が赤字という深刻な現状のもと、田村氏は、相次ぐ病院の閉鎖など医療基盤が崩壊の危機を迎えていると指摘。そこにこれだけ大規模な医療費削減を行えば、「まさに医療崩壊となる」と断じました。

 同日、維新が自民党に示した12項目の政策実現要望には、憲法9条改悪やスパイ防止法制定、武器輸出促進など危険な内容が盛り込まれています。

 田村氏は、「私たちは、これまでも維新は自民党の補完勢力だと厳しく批判してきたが、自民党が窮地に陥るなかで、まさに自民党の政治を一層悪くする役割を果たそうとしている」と厳しく批判しました。


2025年10月17日(金) しんぶん赤旗

 

 


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