沖縄県の玉城デニー知事は17日、国会内で、県知事選(13日投開票)で支援を受けた各党・議員にあいさつし、懇談しました。
日本共産党国会議員団との懇談では、田村智子委員長が激しい攻撃にさらされながら大義を貫いてたたかったデニー知事の労をねぎらいました。論戦ではデニー氏が辺野古新基地は完成できない、完成しても別の「長い滑走路」=那覇空港を差し出さなければ普天間基地を返さないと米側が言明していることを明らかにしたことを評価。一方、当選した古謝玄太氏は「辺野古容認」を掲げる一方で、「今回の結果で県民多数が辺野古容認とは考えていない」と述べざるをえなかったことに言及しました。
デニー知事は来月、辺野古新基地建設に反対するため、毎月第1土曜日に現地で行われている県民大行動に参加することを表明し、党議員団と「たたかいはこれからだ」とエールを交わしました。
その上で、県民の6割が1972年の本土復帰以降に生まれていることに言及。歴代県知事は保守・革新の立場を超えて、全員が沖縄の歴史を背負ってきたが、県民の世代が変わっていく中、古謝氏がどう歴史を背負っていくのかは、「現時点で彼の言葉からは見えてこない」と指摘しました。そして、「沖縄の歴史認識とは、経緯を知っていることではなく、人の心の痛みだ。そのことを分かっていなければ、基地問題を語ることはできない」と述べました。
田村氏は、デニー県政8年間の実績のうち中学生までの医療費窓口無料化について、「県としての無料化は、全国でも優れた取り組みだ」と評価。デニー氏は「子どものころから医療とつながることが当たり前というシステムをつくってこそ、20年後に(沖縄県の)平均寿命、健康寿命が延びる」と応じ、中小企業の賃上げ支援策など暮らし応援の政策についても実施を求めていきたいと述べました。
懇談には、日本共産党の小池晃書記局長と畑野君枝、辰巳孝太郎両衆院議員、山添拓参院議員が出席しました。
2026年9月18日(金) しんぶん赤旗

