コラム
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【10.04.26】不妊治療の「負担」を知ることから…
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沖縄から県民集会の要請団が、「普天間基地の撤去」「移設ではなく撤去を」と国会要請。
私も短時間でしたが、昨日の県民集会に連帯したくて列の中に。
「琉球新報はありますか?」
昨日の集会を伝える新聞は、すでに国会議員に届けようと持っていってしまったとか。
集会の最中に配られた号外をいただきました。
何人かの座り込みの方たちと握手をかわして、議員会館の中へ。
不妊体験者を支援するNPO法人、F�顳遑�(ファイン)の代表の方との懇談です。
私たちの方から、「ぜひお話を聞かせて」とお願いして実現した懇談です。

懇談の部屋に入ってきた、ファインの松本亜樹子さん(理事長)、高柳順子さん(副理事長)。
穏やかで明るい笑顔に、すぐに打ち解けてのお話ができました。
小池あきら参院議員は、これまでにも「請願署名をこうしたら」など、運動を応援する立場で何度か懇談の機会をもっていたとのこと。
その運動に私も加わらねば、と後から追いかける形で、質問も率直にさせていただきました。
現行の不妊治療への助成制度は、「1年に2回、最長5年、一人150万円が限度額」。
これに「5年も続けたら、精神的にまいってしまう。患者は短期集中で治療する人が多い。上限額だけ決めて、年2回という制限をはずしてほしい」、これがまず切実な要求。
「精神的にまいってしまう、というのは、具体的にお話いただけますか?」
思い切って見ました。
体外受精の場合、受精卵はもう「赤ちゃん」と同じ。妊娠できなかったとわかるたびに、流産と同じ喪失感を繰り返す。
お話を聞いて初めてわかる感情です。
時間的制約、緊張感も、想像以上のものでした。
排卵があったか、卵が育っているか、毎日通院してエコーで検査する。
込んでいる病院で、これで半日が終わってしまい、「働き続けることができない」。
経済的負担、病院での支払いは1万円札が何枚も使われるのは当たり前。
まとまったお金はすべて不妊治療へ。旅行も、家の修繕もあきらめ、不妊治療に貯金をあてていく。
食費も節約に節約を重ねていく、その緊張感。
「赤ちゃんをこの手で抱きたい」、その思いが強まるほどに、暮らしは苦しくなり、妊娠しなかったときの喪失感はいっそう強まる。
これを何年も続けたら、夫婦関係がまずもたなくなる、精神的にも崩れてしまう…。
自然の妊娠が難しくなり、なんらかの不妊治療を受け人は増え続けているそうです。
けれど、その交流が難しく、周りからは見えなくされている。
自分の思いがいたらなかった分野だと、本当に反省させられました。
当事者ではないからわからない、ですませるわけにはいかないと、切々と思いました。
せめて経済的な負担は軽くできないか、保険適用にどうしたら道を拓けるか、治療の公的なガイドラインさえない分野で粗雑な治療をしている病院もあるとのこと。
ガイドラインで治療水準を定めて、体外受精を含めた治療を保険適用することはできないのか。
話し合うなかで、政策の発展方向がみえてくるようでした。
啓発活動、助成申請手続きの負担軽減など、すぐに実現へ道を拓きたい課題もみえてきました。
つらい体験を支えあう活動のなかで乗り越えていく、自分と同じ苦しみを次の世代が負うことのないようにと活動する。
みなさんの心根の優しさ、強さに、感服しました。
私は結婚から1年ほどで妊娠し、子どもを産んでからの政治の問題点にたくさん接してきました。
それだけでは足りない、「産む性」としての女性へ、もっともっと関わっていきたい。
深刻な話を、笑いのなかで話してくださった松本さん、高柳さんに心から感謝です。
その思いにこたえる政治家として歩んでいきます。

