日本共産党の田村智子委員長は21日、参院選の結果を受け党本部で記者会見を開きました。今後の野党間連携のあり方について問われ、「国会の中の野党連携だけではなく、国民のみなさんとどういう要求運動をやっていくのかがいよいよ問われてくる」との考えを示しました。
田村氏は、自民、公明与党を少数に追いこんだ一方で、議席を伸ばした国民民主党は先の通常国会でも自民党政治の延命に手を貸し、参政党は排外主義の立場をあらわにしているとして「単純に国民の要求に応える方向に進んでいくとは言えない」と指摘。選挙を通じて有権者が示したのは、政治を変えたいということであり、消費税減税をはじめ国民の切実な要求の実現に向け
「国民と一緒にアクションをおこしていく」と表明。「その中で野党は、国民の側に立ち自民党と対決して政治を変えるのか、自民党を助ける勢力になるのかが問われてくる」と強調しました。
2025年7月22日(火) しんぶん赤旗
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