活動報告

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野田立民代表、議員定数削減に賛成/田村委員長「大変、遺憾」

 日本共産党の田村智子委員長は21日、国会内で記者会見し、立憲民主党の野田佳彦代表が自民・維新の連立政権が狙う国会議員定数削減について「賛成」と発言したことを「大変遺憾だ」と述べました。

 田村氏は「大変、遺憾なことに、昨日、野田代表がメディアのインタビューに答え、議員定数削減は『大賛成』『(日本維新の会の)吉村(洋文代表)さんが突破口を開いてくれたことには感謝』と述べた」「議員定数、比例の削減というのは民意を切り捨てる点でも重大だが、今回の定数削減(の動き)は悪政推進の突破口だ」と指摘しました。

 田村氏は、維新が大阪府議会で大幅な議員定数削減を行い、53の選挙区のうち7割にあたる36が1人区となり、圧倒的な議席を維新が占め、維新政治に反対する声を切り捨てている実態を告発しました。その上で、「同じようなことを国会に持ち込もうとしている。その時に、“感謝する”とかいう言葉は絶対に言うべきでない」と強調。「民主主義を守るため断固としてがんばるという態度をしっかりと野党第1党には表明してほしい」と語りました。


2025年10月22日(水) しんぶん赤旗


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