日本共産党前静岡県委員長(前中央幹部会委員)で昨年3月急逝した山村糸子さんを偲(しの)ぶ会が15日に静岡市駿河区で開かれました。生前に親交のあった人たち80人余が集い、故人を悼み思いを交流しました。
党県委員会を代表して、森大介委員長が主催者あいさつ。故人の経歴を紹介し「遺志を引き継ぎ、県内の同志のみなさんと、強く大きな県党をつくりあげる」と述べました。
来賓あいさつで、静岡県市民連合事務局長の小長谷保弁護士は、「山村さんの力と遺志を受け継ぎ、静岡県で率先して市民と野党の共闘が組める県にしていきたい」と発言。立憲民主党県総支部連合代表補佐の曳田卓県議は、故人との交遊についてエピソードを交えて語りました。
党中央委員会から、田村智子委員長が参加しました。田村氏は、第29回党大会での山村さんの発言を紹介しながら「『党大会決定と中央委員会総会の決定に、困難を乗り越えるカギがある』という姿勢をつらぬいた人でした」と振り返りました。その上で、「自民党政治をさらに悪くする反動的動きがあるもとで、国民的な共同、連帯こそが政治を変える力です。いま頑張らずしてどうするかという覚悟と決意を深めあうことが故人への最高のメッセージになる」と語りました。
2025年9月17日(水) しんぶん赤旗
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