日本共産党の田村智子委員長は17日、国会内で、新社会党の岡﨑ひろみ委員長と会談しました。大軍拡や憲法破壊を進めようとする高市自維政権に対し、憲法や平和、民主主義を守る共同を進めていくことで一致しました。日本共産党の小池晃書記局長と塩川鉄也国対委員長、新社会党の加藤晋介副委員長、千葉雄也総務局長が同席しました。
田村氏は、台湾有事をめぐる高市早苗首相の答弁などにも言及し、「大変危険な内閣だという不安の声が起こっている」と指摘。新社会党とは全国各地で共闘関係を積み重ねてきたとして、大軍拡や憲法9条改定、議員定数削減などを推し進めようとする高市政権に対し「憲法、平和、民主主義を守る国民的な共同をつくっていきたい」と呼びかけました。
岡﨑氏は、日本をもう一度「戦争する国」にすることは許さないという立場で「憲法を生かす共闘に取り組んできた」と発言。「高市政権が戦争にさらに一歩踏み込んでいくような政権だと、この間の運動からも感じている。みんなで手をつないでストップをかけていく必要がある」と応じました。
2025年11月18日(火) しんぶん赤旗

